私たちは吹奏楽部ですが、合唱など歌の練習にも取り組んでいます。
うまく歌うことができると、楽器の鳴らしどころがわかったり、唄い方が身についたり一石二鳥です!
歌う前の準備として、二人一組になり体ほぐしを行います。
体が強張っていると、歌うときに体をうまく響かせられません。
お互いの肩や背中を揉んだりして体の無駄な力を抜いていきます。
これも歌う前の準備で、歌っているときの表情を良くするための体操です。
「拡散!」というと顔のパーツを大きく見開き、
「集中!」というと顔のパーツを中央に集め、
「右」「左」「上」「下」というと言われた方向に顔のパーツを集めます。
みんな凄まじい顔になっているので、お互い笑いながら行っています。
体の響きどころを見つけるため、ハミングを行います。
鼻腔や頭蓋骨がうまく響いているか確かめるために、お互いの鼻や頭を触って確認します。
ハミングで鳴らすコツを掴んだら、
次はお腹から声をだし、母音を鳴らす練習をします。
「あ」の口は リンゴを食べようとする直前の口
「い」の口は リンゴをかじるときの口
「う」の口は うずらの卵をくわえるときの口
「え」の口は 後ろから肩をトントンされて、振り返ったときの「え!?」
「お」の口は Lサイズの卵をくわえるときの口
口をよく動かし、口の周りをほぐすようにして
「あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ…」
というように音をつけて練習します!
この時に口を開けたことで響きが拡散してしまわないように、
ハミングでつかんだ鳴らすコツを思い出しながら発声を行います。