管楽器の奏法には腹式呼吸が必要不可欠です!
息の量を増やしたり、正しい腹式呼吸を身につけるために呼吸法を行っています。
紙を使うと、普段は見えない息の流れがわかります。
方法は、紙を持って顔の前にかざし、息を吸ったり吐いたりします。
息を吐いたときに、紙が上がったまま落ちてこないようにキープすることや、
息をスピードに乗せて頭からスッと紙が上がることが重要です。
長めの拍数で行うだけでなく、16分音符や三連符などでタンギングをしたり、
曲のフレーズを使って練習することもあります。
腹式呼吸は、普段私たちが寝ているときに行っている呼吸です。
楽器を吹く時にもそのような自然な呼吸で息を流せるようにしています。
この呼吸法は2人ペアで行います。
1人の人が寝っ転がった状態で息を吸ったり吐いたりします。
そしてもう1人の人はペアの横に立ち、ペアのへその下あたりを踏みます。
寝っ転がっている人は踏まれて前がふくらまなくなる分、
背中をふくらませられるようにしています。
この呼吸法は2人ペアで行います。
腹式呼吸で行ったことと似ているのですが、
1人の人がペアのへその下に手を当ててもう一人の人はその手に思いっきり寄りかかります。
そして吸ったり吐いたりしている人は、
お腹にある手を押し返すくらい腹筋を張って吸います。
吐くときも腹筋で支えてはきます。
この呼吸法はペア同士で信頼しあわないとできません!!