カチカチは生徒たちだけでやる合奏のようなものです。
主に3年生が仕切ります。
生徒だけでやるので集中力を養えますし、
合奏をよりスムーズに進めるための準備もできます。
初見の楽譜のカチカチは特に熱の入る部員も多いようです。
練習番号ごとに区切ってやったり、
全体を分割して意見を言い合ったり
細かいビートを刻みながら歌ったりします。
ペアになって片方が吹いて片方が相手の方を八分音符で叩いたりもします。
おもに仕切るのは副部長ですが、
意見を交わすことが目的
なので全員自由に発言ができます。
ダンスの振り付けの確認をするときはダンス係が前に出て全体の見え方をチェックします。
演奏会の通しをやるときは、テンポの変わり目で一旦止めて流れを確認します。
また、練習番号で楽譜に音がない打楽器の人は
前に出てスティックでテンポを刻んで部員にテンポを出すこともあります。